産後ママの味方!自分を取り戻すやさしいヨガ習慣

赤ちゃんとの新しい暮らしが始まり、毎日があっという間に過ぎていく産後の時期。

眠れない夜、なんとなくだるい体、そしてふとしたときに押し寄せる気持ちの波…。

「私、ちゃんとできてるかな?」

「ママになったけど、私は私でいたい」

そんな風に感じること、ありませんか?

そんなあなたにこそ、そっと寄り添ってくれるのが“産後ヨガ”です。 ヨガは、ただ体を動かすだけではありません。

呼吸を感じながら心と体をゆっくり整えて、自分をいたわる大切な時間をつくってくれます。

まるで、産後ママのためにある“魔法のじかん”のようなものなんです。

目次

産後ヨガって、なにがいいの?

妊娠・出産を経て、私たちの体は大きく変化します。

産後ヨガは、その変化にやさしく寄り添いながら、無理なく整えていくケアのひとつ。

たとえば…

・骨盤のゆがみを整える

・ゆるんだお腹や骨盤底筋を引き締める

・肩こりや腰の痛みをやわらげる

・ホルモンバランスを整える

・自律神経を安定させて、心を落ち着ける

・産後うつの予防や、気分の落ち込みのケア

・「自分のための時間」を取り戻すリフレッシュ効果

こうした効果が少しずつ感じられることで、心も体もゆるやかに整っていきます。

どんなママにおすすめ?

産後1ヶ月〜6ヶ月ごろのママに特におすすめですが、

「ずっと疲れが抜けないな…」「気分が晴れないな…」というママなら、産後何年経っていてもOK。

帝王切開をされた方も、医師の許可があれば無理なく始められます。

そして何より、赤ちゃんがそばにいてもできるポーズが多いのも嬉しいポイント。

すきま時間に、ちょこっと自分のためのケア、はじめてみませんか?

今すぐできる!産後ママのためのやさしいヨガポーズ3選

1. キャット&カウ(猫と牛のポーズ)

やさしく背骨を動かすことで、ガチガチになった肩や背中をほぐし、呼吸もラクに。

やり方:
① 四つん這いに(手は肩の下、膝は腰の下)
② 息を吸いながら背中を反らし、視線を上へ(牛のポーズ)
③ 息を吐きながら背中を丸め、おへそを見つめる(猫のポーズ)

→ 5呼吸ほど、ゆっくり繰り返してみましょう。

2. ブリッジのポーズ(骨盤底筋のケア)

出産後ゆるんだ骨盤まわりを、やさしく引き締めてくれるポーズ。

やり方:
① 仰向けに寝て、膝を立てます(足は腰幅に)
② 息を吸いながらお尻をゆっくり持ち上げ、吐きながら下ろす

→ 5回ほど繰り返してみてくださいね。

3. 片鼻呼吸(気持ちを落ち着ける呼吸法)

イライラ、不安、焦り…。心がザワザワするときに、ふーっと気持ちが落ち着く呼吸です。寝る前にもおすすめ。

やり方:
① 右手の親指で右鼻をふさぎ、左鼻から息を吸う
② 薬指で左鼻をふさぎ、右鼻から息を吐く
③ 次は右鼻で吸って、左鼻で吐く。これで1セット。

→ 3〜5セットほど、ゆっくり繰り返してみましょう。

ヨガを通して、「わたし」を取り戻すじかんを

赤ちゃんのお世話に一生懸命な毎日。

でもね、ママだって、ひとりの女性。ひとりの人間。

たった5分でもいいんです。

少しだけ呼吸に意識を向けて、今の自分の心と体に耳をすませてみてください。

産後ヨガは、がんばるママをそっと包み込むセルフケア。

「今日もよくがんばったね」って、自分をやさしく抱きしめてあげられる時間になりますよ。

まとめ

ヨガって、完璧にやらなくても大丈夫。

マットがなくてもいいし、パジャマのままでも大歓迎。

「今の私で、じゅうぶん」って思える時間を、少しずつ、暮らしの中に取り入れてみませんか?

ぜひ今日から、“産後ヨガ”で自分自身にやさしくする一歩を踏み出してみてくださいね。

あなたが、あなたらしく笑顔でいられますように。

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