夏バテ予防は今から。胃腸をいたわるヨガ習慣

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6月から始める夏バテ対策

梅雨の湿気とともに気温が上がり始める6月。

まだ夏本番ではないものの、実はこの時期からすでに”夏バテ予備軍”になっている方も少なくありません。

たとえば、以下のような症状があれば注意が必要です。

  • 朝起きても疲れが取れていない
  • 食欲が落ちてきた
  • 胃の重さやムカつきが続く
  • 頭がぼーっとする、集中できない
  • 手足が冷える、むくむ

特に、室内外の気温差や冷房による冷えは、自分でも気づかないうちに体の深部を疲れさせています。

こうした変化の影響を、特に受けやすいのが内臓まわりです。

胃腸が冷えて消化がスムーズに進まなくなったり、食欲が落ちて体力が奪われたり…。

6月は、そんな不調の芽を摘み取るための“予防のタイミング”です。

ヨガで“内側から元気に”をサポート

「なんとなく調子が出ないな」「胃が少し重たいかも」と感じたら、少しだけ立ち止まって、自分の体の内側に意識を向けてみましょう。

無理をせず、自分の体に寄り添う時間を持つことが大切です。

ヨガのやわらかなポーズや呼吸法は、筋肉だけでなく内臓にもやさしい刺激を与え、血流を促し、体の巡りを整えてくれます。

取り入れるタイミングは、朝の目覚め後や夜の入浴後など、体がゆるんでいる時間帯がおすすめです。

1日5分からでも大丈夫。ご自身のペースで、少しずつ始めてみてください。

こうした“静かな時間”が、自然と心と体の土台を育ててくれます。

無理なく心地よく、6月からの新しい習慣として取り入れてみるのもよいですね。

胃腸をいたわるヨガポーズ3選

バッタのポーズ(シャラバーサナ)

目的:胃腸の働きを助け、背中も整える

やり方:うつ伏せになり、手は体の横へ。吸う息で胸と足をゆっくり持ち上げ、吐きながら戻します。

ポイント:首に力を入れすぎず、視線は斜め前の床に向けましょう。足はそろえなくても大丈夫です。

ワニのポーズ(マカラ・アーサナ)

目的:うつ伏せで腹部をやさしく刺激し、内臓機能を促進

やり方:両手を重ねて額を乗せ、足は軽く開いてリラックス。腹式呼吸を感じながら1〜2分キープ。

ポイント:腰が反りすぎないように注意。深い呼吸を意識して、お腹の動きを感じてみてください。

座位の前屈(パスチモッターナーサナ)

目的:腹部を刺激し、緊張をゆるめる

やり方:足を伸ばして座り、骨盤を立てて背筋を伸ばします。吸って背を伸ばし、吐きながらゆっくり前屈。

ポイント:ひざは軽く曲げても大丈夫。無理に深く倒れようとせず、呼吸に合わせてゆっくり続けましょう。

まとめ

6月の過ごし方は、夏をどう迎えるかに大きく関わります。

体の芯から元気を育てることは、冷房や暑さに負けない体をつくることでもあります。

ヨガを通して、内臓の声に耳を傾ける習慣を取り入れてみませんか?

数分でも、自分にやさしい時間をもつことで、気がつけば体も心も軽くなっているかもしれません。

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