透き通る肌を叶える夏のハイライト&チークの使い方

夏になると、陽射しの中で輝くような透明感のある肌を目指す方も多いでしょう。
そこで重要なのが、ハイライトとチークの使い方です。
適切に取り入れることで、自然な立体感と透明感を演出し、透き通る肌を実現できます。
この記事では、夏にぴったりのハイライトとチークの使い方を詳しく解説します。
夏の肌にぴったりのハイライトの選び方と使い方
夏のメイクに欠かせないのがハイライトです。夏は汗や皮脂の影響もあり、濃すぎるハイライトは逆効果になることも。
ナチュラルな艶と透明感を出すために、選び方と使い方のポイントを押さえましょう。
まず、ハイライトはパール感のあるものを選ぶと良いでしょう。
微細なパールが肌に自然なツヤを与え、まるで肌そのものが光を放っているような仕上がりになります。
色味はゴールドやピンクベージュ系がおすすめです。これらは肌なじみが良く、暑い季節でも爽やかな印象を作ります。
使い方のポイント
使い方としては、顔の高い部分—例として、頬骨、鼻筋、眉下、唇の上のキュッと盛り上がった部分に薄く伸ばします。
ブラシや指先を使って、ふんわりと自然に広げるのがポイントです。
特に鼻筋には少量を重ねて立体感を持たせると、顔全体がシャープに見えます。
ただし、つけすぎは避け、薄く重ねるのが自然に仕上げるコツです。
夏のチークで自然な血色と立体感を演出するテクニック

夏は汗や紫外線で肌の血色が失われがち。そこでチークを上手に使って、自然な血色と立体感を出しましょう。
パウダー、クリーム、リキッドとタイプがありますが、夏は汗やべたつきを抑えるためにパウダータイプがおすすめです。
色選びは明るめのコーラルやピーチ、ピンク系がおすすめ。
これらの色は、健康的でフレッシュな印象を与え、夏の肌にぴったりです。
定番のコーラルは、暑い季節に特に映え、肌なじみも良いため初心者でも扱いやすいでしょう。
使い方のポイント
塗り方のポイントは、頬の一番高い位置から外側に向かってふんわりと広げること。
丸みを意識して、太鼓型に仕上げると自然な血色感が出ます。
ブラシを使う場合は、ふんわりとしたタッチでぼかすことを意識しましょう。
リップと同じ系統の色味をチークに取り入れると、統一感のあるナチュラルメイクに仕上がります。
また、夏は汗や皮脂で崩れやすいため、仕上げにフィニッシングパウダーを軽く重ねると、崩れにくくなります。
軽やかで健康的な表情を作るためには、濃すぎずふんわりと仕上げることが重要です。
自然なツヤ肌を作るためのメイクテクニック
透き通る肌を目指すには、ハイライトとチークだけでなく、全体のベースメイクも大切です。
夏場は乾燥や崩れを防ぐために、適切なスキンケアとアイテム選びが重要になります。
ベースメイクの土台作りと保湿
まず、肌の水分量をしっかり保つために、化粧水や美容液で徹底的に保湿しましょう。
乾燥する夏でもしっとりとした肌を保つことが、自然なツヤのポイントです。
その後、日焼け止めや化粧下地は、ツヤや持ちを良くするタイプを選び、しっかり馴染ませます。
軽い仕上げのファンデーションやCCクリームを薄く伸ばすことで、素肌感を損なわずに自然な仕上がりを実現できます。
ツヤ感を高めるテクスチャー選び
ハイライトやチークの質感も大きく仕上がりに影響します。
クリームタイプは肌に馴染みやすく、自然なツヤを作り出すのに最適です。
特に夏は、パウダーよりもクリームやリキッドタイプを選ぶと、重ね付けもしやすく、汗や皮脂に強い仕上がりに。
仕上げと仕組みの工夫
最後に、仕上げにフェイスパウダーを軽くのせ、汗や皮脂から肌を守りつつ、ツヤ感もキープしましょう。
また、メイク後にフェイスミストをひと吹きすると、ふんわりとした艶と自然な仕上がりになります。
外出先では、簡単にリフレッシュできるスプレーやパウダーを持ち歩くと、夏の暑さや湿気にも負けず、透明感のある美肌を長時間維持できます。
まとめ

夏のハイライトとチークは、ただ塗るだけでなく、自然なツヤと血色感を演出するための工夫次第で、透き通るような華やかな肌を叶えられます。
ポイントは、薄く重ねることと、崩れにくさを意識することです。
正しい選び方とテクニックを身につけて、暑さに負けない、フレッシュな夏の美肌を手に入れましょう。

Mari 美容師・メイクアップアーティスト
学校法人山野学苑山野美容専門学校美容科修了。メイクアップアーティストとしてサロンワークに加えてブライダルや舞台、ショー等の様々な現場でプロのメイクを施す。
現在は神奈川県内の美容室に従事しながら、美と健康の専門家として人を笑顔にする活動を行っている。