手足の冷えに、そっと火を灯す。冬の夜のやさしいヨガ習慣

冬の夜、布団に入っても手足が冷たくて、なかなか眠れない。

肩まできゅっと力が入り、心まで縮こまってしまう——そんな経験はありませんか。

寒い季節、体が冷えるのはとても自然なことです。

外の寒さから身を守るため、体は血液を内側へ集め、体温を保とうとします。

これは、生きるための大切な働き。

けれど、デスクワークで同じ姿勢が続いたり、運動量が減ったり、ストレスで呼吸が浅くなると、血の巡りは滞りがちに。

冷えは単なる「寒さ」ではなく、体が出している小さなサインなのかもしれません。

目次

がんばらなくていい、冬のやさしいヨガ習慣

そんなとき、特別な準備も気合いもいらずに取り入れられるのが、冬のやさしいヨガ習慣です。

難しいポーズは必要ありません。

まずは、寝る前の“深い呼吸”から始めてみましょう。

寝る前は、呼吸だけで十分

背中を少し伸ばして楽に座り、鼻から4秒かけて息を吸います。

お腹、肋骨、胸が順番にふくらみ、体の内側に空気が満ちていくのを感じてみてください。

次に、口から8秒かけてゆっくり息を吐きます。

胸からお腹へと力が抜け、体が静かにゆるんでいきます。

5回の呼吸で、内側にあたたかさが生まれる

この呼吸を5回ほど繰り返すだけ。

肩の力が抜け、背中の奥がゆるみ、体の内側にそっと火が灯るような感覚が広がっていきます。

余裕があれば、体も少し動かして

呼吸に慣れてきたら、体をほんの少し動かしてみましょう。

背中を丸めたり反らせたり、肩を回すだけでも巡りは変わります。

下半身は、股関節をゆるめる動きがおすすめ。

足裏を軽くほぐしたり、つま先立ちを数回行うと、足先までじんわり温まってきます。

日常の「あっため習慣」と一緒に

白湯を飲むこと。

締めつけの少ない靴下を選ぶこと。

一日の終わりに、ゆっくり湯船につかること。

そんな日常の小さな“あっため習慣”と組み合わせることで、ヨガのやさしさは、より深く体に染みわたっていきます。

まとめ

冬の冷えは、無理に追い払うものではありません。

「整えてあげる」くらいの距離感が、ちょうどいいのです。

1日たった1〜5分。

自分の呼吸と体に意識を向ける時間が、心と体をゆるめ、自然な眠りへと導いてくれます。

あたたかさは、ちゃんとあなたの内側から生まれてくる。

そんなことを思い出させてくれる、冬のやさしいヨガ習慣。

今夜から、そっと始めてみませんか。

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