体に溜まった毒出しを促すアーユルヴェーダ習慣

アーユルヴェーダは世界で一番古いデトックス方法だって知っていましたか?
5000年の歴史を持つインド伝統医学のアーユルヴェーダでは、古くからデトックスを実践してきました。
今回は簡単に取り入れられてすぐに実践できるデトックス方法をご紹介します。
アーユルヴェーダの考え方
アーユルヴェーダでは体に溜まった毒素を「溜め込まない・排出する」ことが大切だと考えます。
体にいいものを食べても消化しきれず溜まっていくと不調の原因のアーマ(毒素)となってしまいます。
不調を改善するためには、何かをプラスするのではなくマイナスにすることが重要だと言われています。
アーマ(毒素)は知らない間に溜まっていく
このアーマとは毒素のことで、老廃物や未消化物のことです。
ドーシャのバランスがくずれると消化がうまくいかずアーマ(毒素)が溜まっていきます。
また、消化不良は心でもおきます。
人間関係や自己嫌悪、過去のトラウマやモヤモヤした気持ちなど心にあるものも溜まると循環が悪くなり悪影響を及ぼします。
アーマ度をチェックしてみよう!
当てはまるものをチェックしてみてください。
- 食べ物への興味がわかない、食べることに意欲がない
- 食べても味がしない、あまり感じない
- 口内がネバネバする、舌に苔がたまっている
- 口内炎、歯槽膿漏、肌湿疹がある
- 尿の濁りが強い
- 慢性的な便秘や下痢をしやすい
- おならの臭い、体臭、口臭が強い
- 理由もなく間接や足の裏、かかとなどが痛む
- 体がだるい、疲れやすい
- 集中力や注意力が低下
- 心配や不安で気持ちが落ち着かない
- 理由もなくイライラして、人の欠点が目に付く
- 肯定より否定が多い
- 物事への興味がなくなる
- 過去を思い出し後悔する
結果はどうでしたか?
当てはまるものが多いほどアーマ(毒素)が溜まっていて、少なければ少ないほどアーマ(毒素)が少ないということになります。
今からできるデトックス方法

簡単に取り入れられてすぐに実践できる方法をご紹介します。
1.朝一番に白湯を飲む
白湯は代謝を促進し、体のめぐりを良くしてくれます。
朝に白湯を飲むことで夜に溜まった毒を流し、代謝を上げてくれます。
続けると便秘解消など嬉しい変化も◎
2.オイルマッサージ
アーユルヴェーダといえばオイルマッサージ
体内に溜まった毒素を流してくれます。
ふくはぎをマッサージするだけでもスッキリ感を感じます。
3.食事を見直す
アーマ(毒素)を溜めないために4つのポイントを意識してみるだけでOKです。
・腹八分目
・よく噛んで食べる
・食事を楽しむ
・夜は軽めにする
4.瞑想
瞑想は心をケアしてくれて、凝り固まってしまった感情を手放すのを助けてくれます。
思考を手放し「今」の呼吸だけを感じることで心と脳のデトックス。
決まった時間に最初は5分から始めてみましょう。
5.運動習慣をつける
体を動かすとスッキリしませんか?
公園を散歩してみたり、ヨガをしてみたり軽く汗をかく程度の運動でOKです。
まとめ

生活の中でアーマは気づかないうちに溜まっていくものです。
悪いものだとは思わず、いらないものは溜め込まないで日々の習慣で流し出すのが大切です。
アーユルヴェーダ習慣を取り入れて体も心もデトックスしやすくしていきましょう。
