ヨガの言葉の定義、コラムで伝えたいこと

こんにちは。継 Tsunagu YujインストラクターのMikiです。

この度、ゆる〜くヨガ哲学のあれこれを語る、というテーマでコラムを書かせていただくことになりました。ゆるい哲学で「ゆる哲」。哲学って難しそうじゃないですか?ご想像通り、とても広く深い領域となり、難しいです。簡単だよ〜とは言えません。

ただこの領域は、私がフィジカルなヨガを学ぶ過程で初めて知ったときに「え〜知らなかった!」「面白い!もっと知りたい!」と思った世界であり、その日から細々と自分のヨガを深める過程で学び続けています。

ゆる哲が、ヨガを学んでいる、または新しく始めるあなたの「ヨガって面白い、もっと知りたい」のきっかけになれば嬉しいです。

目次

ヨガとは一体なにもの?

日本語で「ヨガ」と表現したときに、その言葉が何を指しているかは発信者の立ち位置やヨガ哲学の理解度によって異なる場合があります。言葉ひとつ取り上げても、ヨガとはとても奥深く、面白いものだなあと思います。

-ヨガとは、繋ぐ・融合

-ヨガとは、宇宙

-ヨガとは、幸せになること

-ヨガの目的は、感覚をしっかり抑制すること

-ヨガの目的は、苦しみとの接触から別離すること

-ヨガの目的は、PurushaとPrakritiをわけること

-ヨガの目的は、Purushaを自由にすること

以上の文章は、並べてみると全く異なる表現ですが、ヨガの世界ではすべてが正解です。

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現代ヨガの言葉の定義

ヨガスタジオの外で、一般的に「ヨガ」という言葉が指すのは、

・ヨガの「ポーズ」の事

・ポーズをいくつか組み合わせてできる一連の動き・動き方

・呼吸に意識を向け内観しながら一定のポーズをとる体操・身体的エクササイズ

・ヨガのポーズを行うクラスのこと

といったところでしょうか。

(呼吸に関しては完全に誘導しないクラスもあります。内観も同様。なのでこの部分が削ぎ落とされてもヨガと言えると思ってます)

ヨガの発祥はインドです。古来からあるインドでのヨガと比較して、アメリカを中心に広まっているヨガを現代ヨガと言います。すごく簡単に私の中で現代ヨガの歴史を説明すると、

”ヨガはインドで生まれ、アメリカに渡り、その一部がエクササイズとして健康な身体と精神をサポートすると受け入れられ、流行り、それが日本にも輸入され広まった”

です。
なので、一般の共通認識としてのヨガはエクササイズと言えると思います。

(もちろんアメリカでも、エクササイズ以外の部分のヨガがそのまま残り、深めている有名なヨガスタジオはありますし、日本にもアメリカから輸入される以前にインドから直輸入して広まっているヨガも広く残っていますが、一旦置いておきます〜)

あなたが初めてヨガクラスを受ける際、運動強度の高いクラスを取ったのであれば、ヨガとはハードなもの、筋トレ!!と感じるかもしれないし、リラックス要素の高いクラスを受けたのであればヨガとはストレッチと理解しているかもしれません。

実際に強度の高いポーズをインストラクションしているときに、「これはヨガじゃなくて筋トレですね」とコメントいただいたこともあります。

このような経験を想像すると、エクササイズ面にフォーカスして、ヨガ=筋トレ、ヨガ=ストレッチと言われても、うんうん、そうだよね、その見方も正解だよね、と思うのです。

ヨガ哲学の学びをご一緒に

ゆる哲では、エクササイズとしてのヨガ以外の領域をポイントを絞って、味見するような形でご紹介できればと思っています。私自身、ヨガというものに触れて、のめり込むようになって10年以上が経ちましたが、まだまだ何もわからないな、果てしないな〜!というのが率直な感想です。

ヨガには実に多様な哲学・流派があり、そのどれもが素晴らしいものです。信仰の自由があるように、なにを自分のヨガとして進むかは自分次第です。

次回は、ヨガの歴史についてざっくり見ていきましょう。全体を見ないと、言いたいところが言えないのです。お付き合いありがとうございました。
Miki

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