ピラティスの身体的な効果とは?インナーマッスルを鍛えると、こんなに変わる!
インナーマッスルを効果的に鍛えられるピラティスは、身体的な効果から精神的な効果までさまざまな効果が期待できます。
この記事では、身体の不調改善や体型の変化といった身体的な効果にスポットを当てて紹介します。
インナーマッスルを鍛えることができる
ピラティスの一番の効果は、インナーマッスルを鍛えられることです。インナーマッスルとは、身体の深層部分にある筋肉のことで、外からは触ることはできず、自分で意識して動かすこともできません。
しかし、関節を安定させたり、内臓を支えたり、アウターマッスルと一緒に働いて姿勢の維持や動作のサポートしたりするなど、とても大切な働きをしています。
次からは、インナーマッスルを鍛えると得られる効果を解説します。
姿勢改善
インナーマッスルを鍛えると、姿勢を改善しやすくなります。
ピラティスでは、腹横筋や横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群などのインナーマッスルを強化することで、日常生活で歪みが生じやすい背骨や骨盤、関節の位置を整えます。
ピラティスで体幹が鍛えられると、お腹周りがコルセットのようにサポートされ、背骨の3つのカーブが自然な曲線を描けるようになり、姿勢が改善するのです。
ピラティスは筋トレやストレッチの効果を同時に行い、インナーマッスルを鍛えて、背骨を縦方向に伸ばしていくエクササイズです。だからこそ、他の整体やストレッチ以上に姿勢を変えていく効果が高いのです。
肩こりや腰痛改善
ピラティスでインナーマッスルを鍛えて姿勢が改善されると、肩こりや腰痛も緩和されていきます。
ストレッチ効果のあるエクササイズを行うことで、肩まわりや腰を支える腹筋・背筋の筋肉がほぐされます。凝り固まった筋肉をほぐすことで、肩や腰にかかる負担を減らすことができるのです。
さらに、筋肉がほぐされると血流も改善するため、肩こりや腰痛が緩和されます。
ダイエット効果
ピラティスでインナーマッスルを鍛えると、代謝が向上しダイエット効果を得やすくなります。代謝が上がると、身体の脂肪燃焼効率がアップし、痩せやすい身体になるのです。
ダイエットというと、有酸素運動や筋トレといったエクササイズを思い浮かべる人が多いかもしれません。有酸素運動や筋トレももちろん効果があるし大事ですが、トレーニングをしている時間よりも、日常生活の時間の方がはるかに長いのではないでしょうか。
その日常生活の中でどれだけエネルギー代謝を上げられるかで、ダイエットの効果は大きく変わってきます。また、インナーマッスルがついて正しい姿勢をキープできるようになると、全身の筋肉が引き締められ、体重の変化がなくてもボディラインが美しく見えます。
まとめ
ピラティスの幅広い効果の中から、身体的な効果について紹介しました。ピラティスは、今回紹介した以外にも、さまざまな身体の不調を改善する効果があります。
いずれもすぐに効果が出るわけではありませんが、ピラティスを続けることで歪みのないニュートラルな身体を目指しましょう。