脊柱の動き
⚫︎腰椎⚫︎
伸展
・ポーズの保持中、腰椎は伸展し、骨盤が前傾します。
・この伸展により、臀部や体幹の筋肉が活性化し骨盤が安定します。
・腰部への負担を考慮し、過度な伸展に気を付ける必要があります。
⚫︎胸椎⚫︎
伸展
・ポーズ中、胸椎は伸展し、胸部が前に押し出されるように広がります。
・この動きによって、胸を開いて深い呼吸が可能になり、呼吸筋が活性化されます。
⚫︎頸椎⚫︎
屈曲
肩・肩甲骨の動き
下方回旋(下制)
股関節の動き
伸展
・ポーズでは、骨盤の前傾が強調され股関節の伸展が促されます。
・これにより腸腰筋がストレッチされ、股関節の可動域が向上します。
膝関節の動き
屈曲
・膝が約90度に屈曲した状態を維持します。
・この角度により、足裏がしっかりと床に接地し骨盤の持ち上げをサポートします。
脊柱の筋肉
脊柱起立筋
・橋のポーズでは、脊柱起立筋が収縮し背骨を伸展させることで胸を開きます。
・この筋肉の収縮により、脊柱の安定性が向上します。
・また、正しい姿勢を維持するために重要な役割を果たします。
多裂筋
・多裂筋は、脊柱の安定性をサポートする筋肉です。
・ポーズで骨盤を持ち上げる際、この筋肉が収縮し腰椎が伸展します。
・特に、ポーズを長く維持するためには、多裂筋の適切な働きが重要になります。
肩・肩甲骨周囲の筋肉
僧帽筋(中部繊維)
・橋のポーズでは、僧帽筋の中部繊維が収縮し肩甲骨を寄せることで胸を開きます。
・この動作により、胸郭の可動域が広がり呼吸が深まります。
三角筋
・三角筋は、橋のポーズで肩を安定させるために収縮します。
・特に、肩甲骨を寄せる動作によって、肩周りの筋肉が活性化され姿勢が安定します。
骨盤周囲の筋肉
大殿筋
・橋のポーズでは、大殿筋が収縮し股関節を伸展させます。
・この収縮により、骨盤が持ち上げられ臀部の引き締め効果が得られます。
・特に、お尻の筋力を強化するために重要な動作となります。
腹横筋
脚の筋肉
ハムストリングス
・ハムストリングスは、大腿の裏側に位置する筋肉群で橋のポーズで膝を曲げた状態を保持するために収縮します。
・これにより、骨盤の安定性が向上し腰への負担が軽減されます。
内転筋
・ポーズでは、内転筋が収縮し膝が外に開きすぎるのを防ぎます。
・この動作により、股関節の安定性が高まり正しい姿勢を維持しやすくなります。
大腿四頭筋
・大腿四頭筋が収縮し膝関節を安定させます。
・特に、ポーズを保持する際に脚の安定感を向上させ、全身のバランスをサポートします。
脊柱の筋肉
脊柱起立筋
・ポーズでは、脊柱起立筋が伸展の動きに伴い弛緩し背骨がなめらかに反ることを助けます。
・特に、胸部を開くことで、背中全体の緊張がほぐれ、姿勢改善につながります。
多裂筋
・多裂筋は、脊柱の安定をサポートする筋肉ですが、ポーズでは脊柱が伸展するため、相対的に弛緩します。
・この動作により、腰部への負担が軽減されリラックス効果が得られます。
肩・肩甲骨周囲の筋肉
僧帽筋(上部繊維)
・橋のポーズでは、肩甲骨を寄せる動作により僧帽筋の上部繊維が弛緩し首や肩の緊張が解放されます。
広背筋
・橋のポーズ中、胸を開く動作によって広背筋が弛緩し、肩甲骨の可動域が広がります。
・これにより、胸郭の柔軟性が向上し、深い呼吸がしやすくなります。
三角筋
骨盤周囲の筋肉
腸腰筋
・ポーズでは、股関節が伸展するため、腸腰筋が弛緩します。
・この筋肉が緩むことで、骨盤の位置が整い腰の張りが軽減されます。
脚の筋肉
大腿四頭筋
・膝を曲げて骨盤を持ち上げる際、大腿四頭筋は適度に収縮しますが、ポーズのキープ中には一定の弛緩が見られます。
・この緩みがポーズ中のリラックス効果を高め下半身の疲労を軽減します。